要精密検査

人間ドックを受けた結果が来ました。

「胆嚢(たんのう)に、精密検査が必要な所見あり」

え?

「要再検査」ではなく、「要精密検査」って・・・何かヤバイんじゃないの、これって?

行きましたよ、検査に。

腹部MRI検査の結果、「胆嚢腺筋症(良性の腫瘍)」とのことで、経過観察でした。
とりあえず、ホッ。

健康診断、受けてます?

職場などで決められていない場合、自分の誕生月に健康診断や人間ドックを受ける人が多いと思いますが、ボクの周りでは偶然この時期に受ける人が多いみたいです。
で、その結果、おっちゃん連中からは「再検査だって」とか「紹介状も同封されていたよ」なんて声が聞こえてくるのですが、「忙しい」を理由に無視しようとしている人の多いこと。
ボクも今回最初に結果を見たのが嫁だった(なんで勝手に結果を見るの)ので「早く行って」といわれて渋々検査にいきましたが、自分が最初に見たら「見なかったことにしよう」と放置していたかもしれません。

だって嫌だもん、何か制限させられたり、痛いことされるの。
パーソナルリスクマネージメントの観点からみると、失格ですね、これは。
あなたは大丈夫ですか?

ところで、最近こんな本を読みました。

レッドチーム思考 組織の中に「最後の反対者」を飼う

米軍には、「悪魔の代弁者」と言われる役割を持った「レッドチーム」という部門があるそうです。
「悪魔の代弁者」とは、もともとカトリック教会の中に作られた正式な役割で、反対意見を述べる専任者。
この15年、米軍ではこのレッドチームが急速に体系化され、その手法は欧米の企業にも次々と広まっているようですが、こうしたチームを置いている目的は「組織の危機に気づき、間違いを正すため」。
はたして、それはどんなものなのでしょうか。

なぜこうしたチームが必要なのかという核になる本質的なテーマは「宿題は自分で採点できない」で、本書では次のように書かれています。

高校時代に戻って、毎日なんとか課題をこなそうとしていた頃を思い出してほしい。先生が宿題を自分で採点していいと言ったとしよう。最初は、しめた!と思うはずだ。毎回必ず満点がとれる。どんなに手を抜いても、自分で採点できれば問題ない。本当は出来が悪くても、いろいろな言い訳を並べて評価をAにすればいい。「ここは授業で習わなかった」とか、「教え方が悪い」とか「めちゃくちゃ疲れていたから」とか、「今回だけは許してもらおう」とか。

このように、自分たちにとって都合の良い材料だけをそろえようとするバイアス(かたより)が考え方や行動に影響するからとしています。
そして、それが危機的状況を呼ぶ。

まさに、再検査を無視しようとするボクらの考え方や行動、そのものですね。

米軍では以前からレッドチーム的な手法が使われていたようですが、この手法がきちんと記録され、体系化されていったのは2000年以降で、現在では、各軍のあらゆる戦闘部隊の中になんらかの形でレッドチームが取り入れられているようです。

ただ、軍というのは保守主義や階層制度が根付いていて、特に、官僚制度が強くエリートの集まりである海兵隊への導入は相当な抵抗にあったようです。
「ウォーゲーム」といわれるシミュレーションでは組織にとって有利な結果を出すために八百長を強要されるなど。

こうした抵抗を乗り越えて軍に取り入れられたのは、やはり「必要」だったからでしょう。

ボクもそうですが、人間誰しも都合の悪いことは聞きたくないものだと思います。
近視眼的な見方をすればそれで良いかもしれませんが、大局観に立てば、やはりきちんと受け入れるべきでしょうね。

再検査は、ちゃんと行きましょう(笑)。

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