【レビュー】成功している人は、なぜ神社に行くのか? 八木龍平 (著)

出版社:サンマーク出版 (2016/7/11)

本屋でなんとなく手に取った本。

その時は時間が無かったこともあり、プロローグと”赤いパンツ”のところあたりを立ち読みして終わりましたが、そこに書かれていた「あなたはもう、神様に目を付けられてしまっている!?」のくだりが妙に頭に残り、帰宅後、Amazonのサイトへ。

レビューを見ると賛否両論、意見がほぼ真っ二つに分かれていました。
こうして意見が分かれるものは、今までの経験からたいてい読んでみる価値があります。
早速購入してじっくり読んでみました。

そもそもボクは決して信心深い人間ではありません。

潜在意識についてはたぶんそうなんだろうなと思っていましたが、どちらかというとスピリチュアルなものには懐疑的です。
神様のことを思うのは、お正月の初詣くらい。
毎回、たった5円でこれでもかというくらい大量の願い事をしています。
仏様に関しては、自宅の仏壇の、そのむこうにいるであろうご先祖様に向かって「頼みましたよ~」とテキトーに手を合わせるくらいですから、まったくバチアタリな人間です。

そんなボクが、こうした本を手にしたことは、まさに奇跡に近いのかもしれません。

そうしたことはさておき、肝心な本の内容について振り返ってみます。
この本は5つの章立てになっていて、それぞれのタイトルは次のようなものです。

・1章 日本の偉人たちは知っていた神社が持つ秘密の力とはなにか
・2章 神様となかよくなり成功していくための祈り方
・3章 願いをかなえる神社の見えない仕組み
・4章 神社の知恵を日常にいかすコミュニケーションの方法
・5章 人体を神社にみたてた心と身体づくりの方法

ところどころ、「ん?」と思うところもいくつかあるのですが、それは説明を省略している部分が多いからでしょう。
興味がない部分は飛ばしても良いと思います。

ただ、自己啓発書でも、「内なる声を聞く」とか、「見えないところでつながっている」など、人間の精神面について言及した本が多いので、この本も、そうした視点で読むとなるほどと思うところが多々あります。

細かいところはさておき、ボクがこの本を読んで一番感銘をうけたのは、神さは決して全知全能ではないということ。
神様についてのエピソードをいくつか挙げた上で、こんなことが書かれていました。

『日本の神様は、「挫折」から生まれました。
挫折してさんざんな目にあい、そうしてこう願うのでしたね。
「のちの人たちには自分と同じ目にあってほしくない!」と。
<中略>
これってすごくやさしい世界に生きていると思いませんか。
挫折知らずのエリートたちではなく、日本の神様は「これでもか!」というくらい徹底的に挫折した存在。だから、人の弱さ・痛みをいちばんわかっている存在、あなたのことだってきっと理解してくれる。だから神様になっているのです』

これはやられました。
世間では、上から目線でいろんなことを言う人がいますが、挫折や後悔を知らずにそうしたことを言う人を、ボクは一切信用しません。
なぜなら、共感する部分がまったく無くて、心をつかまれていないからです。
心をつかまれていないから、どんなに理屈をこねられても納得できません。

でも、日本の神様は、そういう存在ではないようですね。

これを機に、神社仏閣などのパワースポット巡りをしてみよう、そう思わせてくれる一冊でした。


読後の本のゆくえ

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