要約のコツはおかんに学べ

前回の投稿では、ボクが「すげー!」と感じた星野源さんの”お母さんの思考”からそれてしまいましたので、今回はそのことについて。
何がすごいって、”過労=生活が嫌い”と考えが及ぶお母さんの頭の中のメカニズム、まさに要約の天才です。

ちょっと前に読んだ本に、『おとなの小論文教室。/山田ズーニー著(河出書房新社)』があります。

その中に、「要約でわかる! 私の心」というセクションがあり、そこで”要約おかん、への道”というテーマが取り上げられていました。
それは、こんな感じ。

たとえば、恋人が留学するというのでケンカして帰ってきた息子と、おかんの会話で・・・、

息子  俺はべつに彼女をしばる気はないんだ。
    彼女は自由だし、やりたいことをやればいい。
    だから、彼女が留学するのは、ちっとも反対じゃない。
    ただ、ここで問題なのは、彼女の動機だよ。
    安易な留学ブームにのっかってんじゃないか、
    だいたい、そんな、あいまいな気持ちじで留学したって・・・

おかん 淋しいんだね、おまえ

お見事、さすがです。

「なぜ」という核心の2文字がつかめたことで、それまでバラバラだった小論文の世界が、いっきに秩序を持ったのです。いっきに人にも伝わるようになった。
 関係の発見・・・とでもいうのでしょうか、ひと言でいうことは、ときにそんな効果をもたらします。

思うに、自分自身についてもそうだし、相手がいる場合でも、なぜそう言っているのかとか、なぜそうした行動をとるのかという「問い」をたてることで、相手の根本にある考え方を理解することにつながるわけで、それを理解できれば共感が生まれて相手の心に響くような会話ができるということじゃないかなと。

共感は信頼につながります。

親は誰よりも子供の心を理解しようとしますから、その過程で自然とそうした思考ができるようになるんでしょうね。

子を思う親のように、相手の発する言葉に「問い」をもてれば、お互いの関係も深まるということでしょうか。

でも、要約した結果の伝え方には気をつけたいと思う。

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