痛いアイディアマン

知人とYouTubeの動画についてあれこれ。

ボクが最近見たユーチューバーの動画をスマホで見せて、「これ、面白いよね」と言ったところ、「あ、このアイディア、オレもだいぶ前に思いついてたんだよね。だから、今さらって感じ」と知人。

「あー、まただな」

実はこの知人、世間ではアイディアマンと言われるような人物です。
普段から、「こうすればいいのに」とか「ああすればいいのに」と持論をぶちまけているのですが、この人が関わって何かが変わったという話は一度も聞いたことがありません。
何が言いたいのかというと、この人、いつもアイディアの出しっぱなしで実際に行動しない人なのです。

ボクは、この手の人は、無害だけど敬意を表すに値しない人だと考えています。

ボクは、”アイディアは実現できて初めて価値があ”ると思っています。
ハッキリ言って、思いつくだけなら誰でもできます。
そう、誰でも思いついているんです。
しかし、それを実現するとなると、幾多の障壁を越えなければなりません。
それはとても泥臭く、忍耐のいる作業です。
何らかの使命感に突き動かされ、自分、もしくはチームの「経験」と「知識」を総動員して必死で取り組むものです。

経営学では、「魔の川」「死の谷」「ダーウィンの海」という言葉があります。

  • 魔の川 基礎研究から応用研究までの間に立ちふさがる障壁
  • 死の谷 応用研究からビジネス化、製品化にいたるまでの間に立ちふさがる障壁
  • ダーウィンの海 ビジネス化、製品化された後、それが世間に受け入れられて軌道に乗るまでの間に立ちふさがる障壁

こうしたことを乗り越えてアイディアを実現した人には心から敬意を表します。
アイディアを出す人は、このようにプロデュースまでしてなんぼだと思うのです。

他人がそこまでしたものを見て、「オレもあの時思いついていた」とか「自分がやろうとしていた」なんて言われても、はっきりいって、自己顕示欲以外なにも感じません。
それどころか、「私は、言いっぱなしで何も出来ない人間です」と言っているようで見下してしまいますが、どうでしょうか。

ところで、アイデア話のついでに。もし、あなたが何らかのイノベーションを起こそうとしているなら、こんなパワースポットがあります。

田丸神社( 三重県度会郡玉城町下田辺1041 電話:0596-58-4007)

こちらの主祭神は天神さまですが、八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)という神さまも合わせてまつられています。
八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)は、天岩戸神話では、引きこもってしまったアマテラス大神を誘い出すイベントを企画して成功させた神さまです。

日本神話『天岩屋戸』

八百万の神々はオモヒカネに頼まれたものを持って、ぞろぞろと天岩屋戸の前へ集合した。するとそこにはかがり火が焚かれ、中心に大きなオケをひっくり返した即席ライブステージが用意されていた。その後ろには演奏の得意な神々が座り込み、楽器のチューニングをおこなっている。八百万の神々は、そのライブステージの周りに集まると、おもむろに宴会の準備をはじめた。

毎度、『「日本の神様」がよくわかる本』からの引用です。

ヤゴコロオモイカネ命(のみこと)は、高天原(たかまがはら)の最高司令神であるタカミムスビ神の子で、天岩戸神話や国譲り神話で持ち前の能力を発揮して活躍する知恵の神様である。
名前のヤゴコロは、いろいろな立場から考えるという意味であり、カネは兼務・兼任などと使う場合の兼で、一人でニつ以上のことをこなすという意味である。
<中略>
「三人寄れば文殊の知恵」という諺(ことわざ)がある。凡人でも三人集まって相談すればいい考えが浮かぶという意味だが、そもそも文殊菩薩が三人分の知恵を兼ね備えているということでもある。一身に知恵を集約するという点では、ヤゴコロオモイカネ命も文殊菩薩も本質的に同じ性格と言える。

ボクも先日、私事で行ってきました。
ここはホント、すごくいい。
神社に向かう階段の途中のベンチで日向ぼっこをする人、気さくな神主さん、妙に落ち着く境内、どれもボクにとってとても心地の良いものでした。


近くには「田丸城跡」という史跡もあります。

田丸城(たまるじょう)

通称・別名玉丸城所在地三重県度会郡玉城町田丸字城郭114-1他城郭構造平山城天守構造型式不明[3重/1575年築/焼失(火災)]築城主北畠親房、北畠顕信


天守閣跡からは、晴れた日なら富士山まで見えるんだとか。
かつての城内には中学校があります。
ボクが訪れたのは、ちょうど春休みの時期。
天守閣跡で写生をする生徒さんの姿を見たり、部活に励む生徒さんたちの声を聞いたりしてたら、なんだかノスタルジックな気分になりました。
こんな環境で青春を過ごせるなんて、いいなあ。


御朱印

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